「海外に行ったら、なんかわかんないけど変な物をとにかく買う」というクセがある私。
そんなワケで今回のバリ旅でも、様々な謎商品をGETしてきました。
そんな中から今日ご紹介するのは、ドラッグストアで手に入れた「Tolak Angin(トラックアンギン)」です。
こちら、後から調べたら、インドネシアの漢方薬「ジャムゥ」の風邪薬のようなものだと判明。
お土産…としてはやや微妙かもしれませんが(たぶんみんな怖がって飲んでくれない・笑)、ちゃんと理解していて自分で使う分には凄く良いプロダクトのはず!
先に「ジャムウ」について軽く説明を
「ジャムウ」は、アーユルヴェーダの流れを汲んだインドネシアに古くから伝わる美容・健康法です。
一般的にハーブを調合した粉薬をさすことが多いですが、体に塗って使うものや、そのマッサージ法、それら周辺の「考え方」を大きくまとめて「ジャムウ」というのが正しいようです。
もっと詳しく知りたい方は「魔女たちの医学。インドネシアの民間療法ジャムウとは?」の記事も合わせてご覧くださいね♡
風邪薬?栄養ドリンク?トラックアンギン
さて、こちらがトラックアンギンです。
細長い黄色の袋に15mlの液体が入ってます。
トラックアンギンとは?
このサイトではおなじみ!なグーグル翻訳アプリを使い、裏面を訳してみました。
「膨満感、吐き気、腹痛、めまい、発熱、喉の痛みの症状を伴う風邪のための~」と書かれています。
やはり「風邪のひきはじめ」などに飲むようですね。
身近なお店に並んでることが多い物ですので、日本人が「あー、ちょっと葛根湯のんどこか」とコンビニ行く感覚に近いんだと思います。
用量は、1日2袋を7日間続けろ、とあります。
原材料名に関してはあまりうまく訳せず…
「5.67 g の成分抽出茱萸 Foeniculi lsorae 茱萸 (木 Ules)、その他成分 (フェンネル) 10% の間で 10%、病フォリアム (クローブの葉) 10%、和漢大黄 (ahe) 10%、arvensitis、中ペパーミント (ミント) 10% メル depuratum (蜂蜜) と他の材料 18.9 g」と変換されました。
ざっくりわかるのは、生姜、蜂蜜、ミント、大横などが入っている、という事。
まぁ、パッケージの写真を見れば誰でもわかる事ですが(笑)
味ですが…なんだろう、とにかく喉にキます。
甘いんですが、甘いとかそういうのはどうでもいいような…植物の有用な部分だけを口にしたという、そのまんまの味がします。マズい!!!
購入場所とお値段は
コンビニ、ドラッグストア、スーパーマーケットなど、バリの様々なトコロで手に入ります。
ちなみに私は「Guardian」という地元のドラッグストアで手に入れました。
お値段はこんな↓感じ。(バリでは、店によって価格設定にかなり差があるみたいなので、安いところはもっと安いと思います。)
1回分(一袋)で、アバウト20円~25円くらいですかね。
箱でも売られていました。
インドネシア(バリ)では、そうとうポピュラーな物です。なんとこちらのTVCMには、インドネシア版AKB48である「JKT48」(秋元康プロデュース)が出演していたことも。
錠剤タイプもある
トラックアンギンに並び、錠剤タイプの商品もありました。
じゃじゃんこちら。Antangin(アンタンギン)と書いてあります。
中身は4粒入り。
液体タイプと、ほとんど似たような役割、中身のようです。
日本人の口にはあまり合わないので、なかなか飲みづらい類のジャムウですが、タブレットになっているとまだマシ?!かもしれません。
息を止めてゴクっと飲みこめばオウケイ。
みなさんも、バリに訪れた記念に、こんなネタ土産、いかがでしょうか?
もちろん、旅行中、ちょっと調子悪いな~と感じた時に飲むのも◎!
余談ですが…インドネシアのこういう位置づけの商品、面白い!
ジャムウという文化の影響で、インドネシア(バリ)では、この周辺の商品が多く、とっても興味深いです。
日本でいえば、薬と栄養ドリンクの間?みたいな。
そしてそして、以前ご紹介したLARUTAN PENYEGAR(ランタン プニュガル)は、なんと、清涼飲料水のコーナーに置いてあります。
でも、地元の人は、それを、やはり風邪薬に近い感覚で飲むという…。
ジャムウ文化とジャムウ商品、ぜひぜひ気にしてチェックしてきてくださいね。